お知らせ

2026/9/29
ニュース
口臭の原因の80%は口の中に!

博多ひろえ歯科院長の鬼ヶ原です。なかなか相談できない口臭についての解説です。

まず口臭は、大きく分けて「生理的」「飲食物・嗜好品由来」「口の中に原因がある口臭」「鼻・喉や全身状態に関係する口臭」「不安が強く関係する口臭」の5タイプに整理することができます。まずは、それぞれのタイプについて詳しく考えていきましょう。まず歯科で口の中を確認し、鼻や喉の症状があれば耳鼻咽喉科、全身症状を伴う場合は内科を検討するのが基本です。

一つ目は生理的な口臭です。起床直後や空腹時、緊張時だけ強くなる口臭のことで、睡眠、空腹、緊張などでお口の中の唾液が減ると、口内細菌によって作られる臭いのもとが強くなりやすいためにおこります。以下のような場合には生理的な口臭であるかもしれません。

この場合の対策方法は水分補給、うがい、朝の歯磨き、鼻呼吸を意識することで軽くなる場合があります。ガム等をかんで口を動かし唾液の分泌をうながす方法も有効です。

二つ目は飲食物や嗜好品による口臭です。ニンニクやネギ類、アルコール、コーヒー、特に喫煙などの後に気になる口臭です。原因は口の中に残った成分だけでなく、体内へ吸収された成分が呼気に現れる場合もあるため、歯磨きだけですぐに消せるとは限りません。水分を多く取り、口内を清潔にして、時間の経過とともに軽減していきます。食後と関係なく毎日続く場合や、歯ぐきの出血、舌苔、ネバつきがある場合は、食べ物以外の原因の確認も必要な場合があります。

三つ目は口の中に原因がある口臭です。歯周病、舌苔といわれる舌の上の汚れ、むし歯や歯の間の汚れ、入れ歯や被せ物の問題など、口腔内に問題が生じて口臭になってしまっているタイプです。出血・腫れ・膿が出る・歯のぐらつき、食べ物が良く詰まるといった症状のある場合には歯医者さんでの確認が必要となります。以下のような症状がみられる場合にはお近くの歯科医院を受診しましょう。

また、舌の表面に白色や黄白色の付着物がある場合には専用の舌ブラシがありますので使用方法を守って継続して使うことで改善することが出来ます。ただ一度に磨き過ぎると傷つけてしまうので注意は必要です。

四つ目は鼻・喉や全身状態に関係する口臭です。鼻づまりや鼻水、喉の違和感などがある場合には耳鼻咽喉科での診察を、全身の症状を伴う場合(強い喉の渇きや多尿、嘔吐、深く速い呼吸、強い眠気や意識の変化、果物のような呼気臭が重なる場合)には救急の受診も検討されたほうがいいかもしれません。また甘い臭いやアンモニア臭などを感じる場合には糖尿病などの全身疾患が疑われるので内科の受診も考えてもいいかもしれません。

最後の五つ目は不安が強く関係する口臭です。実際の口臭の程度にかかわらず、「周囲に臭っているはずだ」という不安が強くなり、生活へ影響することがあります。以下の症状がある場合には注意が必要です。

こういった場合には最初から「気にしすぎ」と決めつけずに、まず歯医者さんや口臭外来で口内の状態と口臭を客観的に確認することが大切です。そのうえでも不安が強く続き、日常生活に支障がある場合には、心療内科や精神科などへの相談もしてみるといいかもしれません。

以上が五つのタイプに大まかに分けた口臭の分類です。ひとくちに口臭と言っても様々な原因からくることが分かっていただけたかと思います。ただ、口臭の原因は口腔内の問題が関係していることが多く約80%とも言われています。少しでも気になる方は相談だけでもかまいませんのでお気軽に博多ひろえ歯科まで来ていただけたらと思います。

一覧へ戻る