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2026/8/20
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歯周病による全身への影響

 お盆が過ぎいかがお過ごしでしょうか?今回は歯周病による全身への影響について簡単に説明していきたいと思います。近年の研究結果から、歯周病は口腔内だけでなく、心血管疾患、糖尿病、脳血管障害、誤嚥性肺炎、認知症など全身の健康に深く関与していることが分かっています。

歯周病と全身疾患の関係

歯周病は、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットに存在する細菌(歯周病の原因菌)が血流に入り、全身に広がることで様々な疾患リスクを高めます。特に代表的な歯周病菌は、血管内で炎症を引き起こし、動脈硬化や血栓形成を促進することが知られています。つまり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが増加するということです。

また、歯周病菌やその死骸に含まれるリポ多糖や内毒素といった物質が、血中で免疫反応を刺激し、慢性炎症を引き起こします。これがインスリン抵抗性の進行に関与することで糖尿病を悪化させてしまうのです。なので歯周病治療によって血糖コントロール(HbA1c)が改善することも報告されています 。

その他にも認知症、アルツハイマー、妊婦さんへの影響、骨粗鬆症や発がん性等にも影響があることが指摘され始めています。

高齢者への影響

高齢者では、歯周病による歯の喪失が咀嚼機能や嚥下機能の低下を招き、低栄養やサルコペニア(加齢などを原因として筋肉量と筋力が低下し、歩行や立ち上がりなどの身体機能が衰える状態)のリスクが高まります。さらに、口腔内細菌が誤嚥されることで誤嚥性肺炎の原因となり、高齢者の死亡リスクにも影響します 。

予防と治療の重要性

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